藤浪晋太郎、DeNAでNPB復帰!背番号「27」で新たな挑戦
元阪神の藤浪晋太郎がDeNAと正式契約を結び、3年ぶりにNPB復帰。背番号「27」で新たな挑戦を開始。

藤浪晋太郎、DeNAでNPB復帰
DeNAは16日、元阪神の藤浪晋太郎投手(31)と今季の選手契約を締結したことを発表しました。これにより、藤浪は3年ぶりにNPBに復帰することになりました。背番号は「27」に決定しました。
背番号の変遷
藤浪がプロ入りから背負ってきた「19」は、現在山崎が着用しています。アメリカや侍ジャパンで背負った経験のある「11」「14」「17」など、10番台は全て埋まっています。20番台では、「21」は今永以降空き番号で、「23」はかつてロバート・ローズが背負うなど46年間投手は着用していませんでした。昨季まで上茶谷が着用していた「27」を、藤浪が着用することになりました。
今季の成績と状態
藤浪は今季、1月にマリナーズとマイナー契約を結びましたが、メジャー登板はゼロでした。3Aで21試合に登板し、2勝1敗4ホールド、防御率5・79でした。一時は制球難に苦しんで防御率も13点台まで悪化しましたが、5月18日のアルバカーキ戦からは8試合連続無失点と状態を上げていました。
DeNAの戦力としての期待
DeNAはここまでリーグ3位のチーム防御率2・70を記録しています。シーズン序盤は東、ジャクソン、ケイ、バウアーら先発陣と伊勢、ウィック、入江ら勝ちパターンが安定していました。しかし、バウアーが一時は不調で出場選手登録を抹消され、入江も右上腕の神経障害で登録抹消され、三浦大輔監督(51)は「しばらくかかります」と長期離脱も示唆しています。先発、リリーフのどちらでも起用できる藤浪は、貴重な戦力になり得ると期待されています。
球団の強みを活かしたサポート
12日にはDeNA萩原チーム統括本部長が「あくまで仮の話」とした上で「藤浪選手が望むのであれば我々にもそういった(AIチームなどの)強みはあると思っていますので、対話しながら進めていければ」とラブコールを送っていました。球団の強みであるデータ分析やAIチームの活用によって、NPBでは通算189試合登板、日本人メジャー歴代最速102・6マイル(約165・1キロ)という潜在能力の高さを最大限引き出していくことが期待されています。