阪神タイガースのドラフト2位で入団した18歳の今朝丸裕喜投手が、5月22日のウエスタン・リーグ・オリックス戦でプロ初先発を飾りました。3回無失点の好投を見せ、ファンからは「今朝丸楽しみやなぁ！」「このまま阪神のエースになってくれ」と将来への期待が高まる初先発となりました。

初回の三振で存在感を示す

初回の先頭打者、茶野篤政外野手を2球で追い込み、最後はフォークで空振り三振を奪いました。このプレーは「DAZN」の公式X（旧ツイッター）でも公開され、ファンからは「フォークはもう出来上がってるね。素晴らしい！」と絶賛の声が寄せられました。

先輩との対決も制す

2回には2死一塁で報徳学園高の1つ先輩、堀柊那捕手と対決。2023年春のセンバツ準優勝でバッテリーを組んだ相手との対決はスライダーで二ゴロに打ち取り、見事に切り抜けました。

3回のピンチも切り抜ける

3回には二塁打を浴びて2死二塁と得点圏に走者を背負うも、香月一也内野手を142キロの直球で空振り三振に仕留め、ピンチを脱出しました。3回で61球を投げ、3安打2奪三振、無失点という内容で初先発を飾りました。

ファンからの期待の声

この投球動画を「DAZN」の公式X（旧ツイッター）が公開。ファンからは「身体作り頑張れ。ナイスピッチ」「焦らず、ゆっくり育てて欲しい」「ピッチングにセンスが感じられる。身体が出来上がったらすごい投手になるかもね」など、期待の声が続々と集まりました。

今朝丸投手は2024年ドラフト2位で報徳学園高から入団した18歳。188センチの長身を誇り、甲子園には2年の春、3年春夏と3度出場。春は2度とも準優勝に貢献しました。侍ジャパンU-18で大学日本代表との壮行試合では、大学生を相手に2回無安打無失点と実力を見せつけています。ここまで2軍で4試合に登板し、防御率2.70と安定した投球を見せています。

阪神の未来を担う右腕として、今後の活躍が大いに期待されます。