【東京女子プロレス】瑞希が東京プリンセスカップ初戦を制す!王者の意地を見せつける
東京女子プロレスの夏のシングルトーナメント「第12回東京プリンセスカップ」が開幕。プリンセス・オブ・プリンセス王者の瑞希が初戦を勝利で飾り、優勝への意欲を見せた。

東京女子プロレスの夏のシングルトーナメント「第12回東京プリンセスカップ」が7月27日、東京・新宿FACEで開幕。プリンセス・オブ・プリンセス王者で5年ぶり3度目の優勝を目指す瑞希が1回戦で、昨年準Vの愛野ユキを破り好発進した。
序盤、愛野がセントーン、逆片エビ固めで攻め立てた。瑞希はエプロンの愛野にランニング・クロスボディ―を見舞って場外に転落させると、トップロープから場外ダイブ。さらに瑞希はダイビング・クロスボディーもカウントは2。愛野はダイビング・ショルダータックル、セカンドロープからのダイビング・ショルダーで反撃。瑞希がフットスタンプを投下すれば、愛野はストマックブロック、フルネルソンで締め上げた。瑞希はダイビング・フットスタンプ、フェースロックもエスケープ。愛野はロープ越しにサイドスープレックスを繰り出した。腕をつかんだ状態でエルボーのラリーとなり、愛野がショルダータックル連発、ブルドッキング・ヘッドロック。変型ヴィーナスDDTもカウントは2。耐えた瑞希は投げ捨てキューティースペシャルから正調のキューティースペシャルでトドメを刺した。
瑞希は「私、ユキちゃんと戦うことをすごく楽しみにしてて。でも、すごいキラキラした目で、燃えたぎるような目で瑞希のこと見てくるから、負けられないなって思って。今日は私が勝ったけど、トーナメントはホントに悔しい思いをしてる子たちもいるし。でも、みんな絶対立ち上がってくるから、皆さんは負けた人、勝った人、みんなの背中を押し続けてくれたらうれしいです。トーナメントある人ない人いるけど、全力で明日が楽しみになるプロレスを届けていくので、これからもよろしくお願いします。今日はありがとうございました!」と王者らしくアピールした。
バックステージでも「1回戦、突破できました! 今日は私が勝ったけど、このまま引き下がるような子じゃないってことは分かってるから。私はさらに強くなって、このトーナメントを優勝したいと思います。それでプリンセス・オブ・プリンセスがプリンセスカップ優勝して、ただの姫に…(笑)。トップ・オブ・プリンセスになれるように頑張っていくので、これからも見ててください!」と言い切った。8月9日の準々決勝(品川)は、8・2浜松で行われる中島翔子vs辰巳リカの勝者と対戦する。
▽トーナメント1回戦無制限1本 ●鈴芽(9分24秒 ジャックナイフ式エビ固め)上原わかな○ ●らく(12分49秒 片エビ固め)渡辺未詩○ ※ティアドロップ ○瑞希(13分45秒 キューティースペシャル)愛野ユキ● ■宮本もか(不戦)山下実優□ ※宮本もかの体調不良による欠場で