東海大札幌、北星学園大付に逆転負けで春夏連続甲子園ならず - 第107回全国高校野球選手権南北海道大会
東海大札幌が北星学園大付に3-4で敗れ、春夏連続甲子園出場を逃した。試合の詳細と選手たちの涙のコメントを紹介。

2025年6月30日、札幌円山球場で行われた第107回全国高校野球選手権南北海道大会札幌支部Dブロック代表決定戦で、東海大札幌が北星学園大付に3-4で敗れ、春夏連続甲子園出場を逃しました。
東海大札幌はセンバツ甲子園で活躍した左腕のエース、矢吹太寛(3年)が先発登板。2回裏、2死一、二塁のチャンスで主将の山口聖夏(3年)が右越えの2点三塁打を放ち、先制しました。しかし、4回表に四球と2つの失策が重なり、3点を失って逆転を許しました。
6回からはダブルエースの高橋英汰(3年)が登板し、直後に同点に追いつきましたが、9回表2死一、三塁の場面で暴投が発生し、勝ち越し点を許しました。試合終了の瞬間、東海大札幌の選手たちは涙を浮かべ、ロッカールームでも涙が止まりませんでした。
遠藤愛義監督は「改めて、夏の難しさを実感する試合になった」と試合を振り返りました。矢吹太寛は「この思いを忘れずに(大学で)4年間やって次のステージで頑張れるように」と声を振り絞りました。
東海大札幌の選手たちはこの試合で得た経験を糧に、今後さらなる成長を目指すことでしょう。