綿貫陽介が逆転勝利でATPマスターズ1000の2回戦へ進出<男子テニス>
綿貫陽介がATPマスターズ1000の初戦で逆転勝利を収め、2回戦進出を果たしました。

男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は日本時間29日(現地28日)、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク158位の綿貫陽介が同58位のD・アルトマイヤー(ドイツ)を3-6, 6-1, 6-4の逆転で破り、初出場で初戦突破を果たしました。
綿貫陽介の逆転劇
27歳の綿貫が同大会に出場するのは今回が初めてです。予選1試合に勝利し本戦入りを決めました。26歳のアルトマイヤーとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第6ゲームで綿貫は2度目のブレークを許し、そのまま先行されます。
しかし、第2セットでは綿貫はファーストサービス時に86パーセントの確率でポイントを獲得し、相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークを果たし、1セットオールに追いつきました。
迎えたファイナルセット、勢いに乗った綿貫は第1ゲームでいきなりブレークを奪うと、その後サービスゲームを全てキープし、1時間47分で逆転勝ちを収めました。
次の対戦相手
勝利した綿貫は2回戦で第7シードのF・ティアフォー(アメリカ)と対戦します。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ティアフォーはこの試合が初戦となります。
綿貫の今後の活躍に期待がかかります。