羽生結弦の新たな挑戦:フィギュアスケートと多ジャンルの融合
羽生結弦がプロ転向3周年を迎え、フィギュアスケートと多ジャンルの融合を通じて新たな可能性を探る。

プロ転向3周年を迎えた羽生結弦
フィギュアスケート男子で五輪連覇を果たした羽生結弦が、2025年7月19日にプロ転向3周年を迎えました。昨年9月の「能登半島復興支援チャリティー演技会」や、30歳の誕生日を迎えた昨年12月7日から今年2月まで完走したアイスストーリー第3弾「Echoes of Life」、3月に宮城で開催された「notte stellata」など、彼の演技は常に観客の想像を超えるものでした。
新ジャンルとの融合
羽生結弦は、プロ転向直後から「周囲への期待に応えたい」という強い思いを持ちながらも、「自分が良いと思うもの、良い作品を突き詰めたい」という思いも一層強めていきました。彼は、フィギュアスケートと他のジャンルを掛け合わせることで、新たな可能性を模索しています。
「フィギュアスケートは、そもそも学際的なものだと思っています。クラシック、ブルース、ジャズ、ロックなど、さまざまなジャンルを取り入れることで、より豊かな表現が可能になります。また、フィギュアスケートはスポーツの中でも芸術性が高いとされており、さまざまなジャンルの踊りやジャンプをこなす必要があります。これらを総合的に極めることが、フィギュアスケートの魅力だと思います」と語っています。
技術と表現力の向上
羽生結弦は、体の使い方や筋力、表現力についてもまだまだ改善の余地があると感じています。毎月、毎週のように新たな課題に直面し、それを克服するために努力を続けています。彼は、これからも知識を深め、それを身体表現につなげるための努力を続けていくつもりです。
今後の展望
「まだ知識をインプットしているだけの時間しかありません。体の動きや表現につながりきれていない部分もたくさんあります。しかし、この3年間でアイスストーリーという定義がやっとできてきました。これからも、この延長線上に理想型を持っていけるよう、努力を続けたいと思います」と語り、今後の活動に意欲を見せています。