吉田正尚の一塁守備練習が地元メディアの注目を集める!MLB復帰への期待高まる
吉田正尚が一塁守備練習を再開し、地元メディアがその復帰に大きな期待を寄せています。MLBでの活躍が注目されています。

吉田正尚(AP) ◇3日(日本時間4日) 3A戦 ウースター4―7シラキュース(マサチューセッツ州ウースター) 【写真】憧れのハーパーと対面した吉田正尚 レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は、3Aウースターの一員としてシラキュース戦に「2番・左翼」でスタメン出場。3回の第2打席でレフト前に流し打ち、リハビリ2戦目で初めて快音を響かせるなど3打数1安打。実戦復帰から初めて就いた守りも4度の守備機会を無難にこなし、6回に退いた。
試合前は2日連続して一塁で守備練習し、これを地元メディアが大きく取り上げた。
米オーバーザモンスターの見出しは「マサタカ・ヨシダが復帰…一塁でだと? スーパーマンか、はたまた(映画『スターウォーズ』に登場する正義の騎士団)ジェダイなのか?」。Rソックスの台所事情を「吉田の守備位置が左翼に限られる外野陣は、陣容が過剰だ。デュラン、ラファエラ、アブレイユ、アンソニーにレフスナイダーまでいる。吉田がRソックスに戻ればメインとなるDHも、トロとゴンザレスが交互に入っている」と紹介した上で、期待を報じた。
「だが、もし吉田が一塁を守れるとしたら? 故障、延長戦、大敗や緊急事態だってあり得る。5年契約は2027年までだから、これから2年半、一塁を守れればプラス材料だ。たとえ『控えの控え』というステータスでも、チームが本当に必要なときは助けになれる」
また、米誌スポーツイラストレイティッドも「一塁を守ろうと守るまいと、吉田はいずれかの時点でRソックスの戦力となる。特に主砲デバースが(ジャイアンツへの電撃トレードで)いなくなったいま、攻撃陣の起爆剤となれる可能性がある」と、前向きに報じた。
中日スポーツ