フルミネンセがクラブW杯ベスト4進出!アル・ヒラル敗退でアジア勢全滅の衝撃
フルミネンセがクラブW杯でベスト4進出を決め、アル・ヒラルの敗退でアジア勢が全滅した試合の詳細を解説。

フルミネンセの堅守と速攻が勝利の鍵
2025年7月4日、FIFAクラブワールドカップ準々決勝がキャンピング・ワールド・スタジアムで行われ、フルミネンセとアル・ヒラルが激突しました。フルミネンセは40歳のチアゴ・シウバを中心とした堅守と粘り強い守備からの速攻でリズムを掴み、試合を優位に進めました。
前半の流れ
試合が動いたのは40分、ボックス左で右からのクロスを回収したガブリエル・フエンテスが中に折り返すと、マルティネッリが反転から左足フィニッシュを決め、フルミネンセが先制点を奪いました。45+6分のセットプレーからカリドゥ・クリバリの決定的なヘッドもあったアル・ヒラルですが、フルミネンセの守護神ファビオがビッグセーブを見せ、フルミネンセが1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半の攻防
後半からギアを上げたアル・ヒラルは51分の右CKからルベン・ネヴェスがクロスを上げると、ファーのクリバリがヘッドで合わせ、ゴール前のマルコス・レオナルドがこぼれ球を右足でプッシュし、同点に追いつきました。しかし、フルミネンセは70分、後半出場のエルクレスが自身のボール奪取を起点にした攻撃から味方との連携を挟み、ボックス右に進入。最後はファーに右足フィニッシュをねじ込み、勝ち越し点を奪いました。
試合結果
終盤の反撃もこらえて、フルミネンセは2-1で競り勝ち、パルメイラスvsチェルシーの勝者と対戦するベスト4へ進出しました。一方、アジア勢で唯一生き残っていたアル・ヒラルはベスト8で敗退し、アジア勢が全滅する結果となりました。
今後の展望
フルミネンセの次の相手はパルメイラスかチェルシーとなります。ベスト4での戦いがさらに白熱することが期待されます。