立命館大学野球部:春季リーグ優勝からインカレへの挑戦
立命館大学野球部が春季リーグで男女アベック優勝を果たし、次なる目標はインカレでの表彰台。チームの自由な雰囲気と男女の仲の良さが勝利の鍵。

春季リーグでの快挙
立命館大学野球部は、2025年の春季リーグで男女そろって優勝を果たしました。創部は1929年で、現在は男子19名、女子12名の計31名が所属する名門チームです。次なる目標は、インカレでの表彰台を目指すことです。
チームの特徴
同部の特徴は「自由と自立」です。平日は17時から3コマ(1コマ40分)の練習を全体で行い、その後はフリー練習となります。22時まで自主的に残って練習する選手も多く、週末は1日練習と半日練習を交互に実施し、毎週月曜がオフです。
選手の声
女子部員で今春、個人三冠を達成した中谷選手は「『やるもやらないも自分次第』というチームカラーに惹かれて入部した」と語っています。高校時代から憧れていた先輩・田村美佳さん(現・十六フィナンシャルグループ)の存在も進学の後押しとなりました。
指導陣のサポート
指導陣は武田浩士総監督に加え、女子を矢城智宏監督と佐藤沙織コーチがサポートしています。週2~3回の丁寧な指導に、選手からは「とても充実した環境」との声があがっています。
男女の仲の良さ
もう一つの魅力は「男女の仲の良さ」です。規定練習こそ男女別ですが、フリー練習では性別の垣根を越えたやり取りが活発で、「男子に声をかけても、快く応じてくれる空気がある」(中谷選手)という。
リーグ戦の結果
今回のリーグ戦では、そんなチームの雰囲気の良さが結果に直結しました。互いの試合後にすぐ駆け寄って応援し合う姿が随所で見られ、特に女子チームは「ベンチワークが素晴らしかった」と振り返っています。
インカレへの挑戦
「チーム一丸となって、インカレでの表彰台を目指したい」。男女アベック優勝の勢いそのままに、立命館大野球部は全国の舞台に挑みます。