香川真司の意気込み

セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司（36）は、4日の横浜FCとのルヴァン杯プレーオフ（PO）ラウンド第1戦に向けて、オンラインで取材に応じました。香川は、先発が濃厚な大ベテランとして、自身のタスクについて「一番は試合に出て、勝たなければ意味がない。そういう責任のある立場だと、認識している。勝つためにどう試合をコントロールできるか」と語りました。

チームの成長と課題

3月15日の横浜FCとの敵地リーグ戦では0-2の完敗を喫しましたが、その時とチーム状況は大きく異なります。香川は「3、4月に出ていた課題を解決しながら、チームは5、6月と大きく成長している。勝つのが何より大事で、勝ち方も（逆転勝ちが多い）最近はいい。これを継続しつつ、満足することなくやる」と述べました。

今シーズンの活躍

23年に欧州から復帰した香川は、今季過去2年以上のすごみを見せています。リーグ戦では16試合1得点を記録し、11試合連続出場中です。第13節以降の8試合で4戦がフル出場を果たし、左膝負傷で長期離脱中の主将MF田中の穴を完全に埋めています。パパス監督の信頼度も抜群です。

今後の展望

8年ぶり2度目のルヴァン杯を掲げるため、C大阪で初タイトルをつかむために、香川は出陣します。出場機会が少ないGKキム・ジンヒョン、DF舩木、MF上門、柴山、FW古山らの先発が予想され、香川の巧みなボールさばきでリズムをつくりたいとしています。

香川の言葉

「自分たちのやることを信じ、やり続けられるか。自分たちのやることをやれば、おのずと内容も結果もついてくる」と香川は語り、チームの勝利への強い意志を示しました。